ラッピングバス(スーパー陸上PR)

その1

 

まず、「ラッピングバスって何?」という方もおられると思いますので、ラッピングバスについて、ごく簡単

にですが、ご説明いたします。従来、バスはペンキなどで車体に直接塗装されています。ラッピングバスと

は、塗装ではなく、特殊なフィルム状のものをシールのように車体に貼り付けたバスのことをいいます。東京

都内で走っている都営バスや、東急バスなどで車体に全体的に施されている広告は、全てこのラッピングで

す。先ほど書きましたように、広告がシールのようなもので出来ていますので、剥がして次の広告に変更する

のも比較的容易です。シールのようなものといいましても、雨などであっさり剥がれることはありません。簡

単な結論をいいますと、広告シールのようなものをバスの車体に貼り付けるわけです。横浜市営バスでは、

2000年12月初旬現在、全面車体広告車はありません。

 

2000年9月9日、横浜市港北区小机にある横浜国際総合競技場において、「スーパー陸上大会2000横

浜」という、陸上競技大会が催されました。これの宣伝のため、横浜市では、市営バス5台に、2000年7

月14日から2000年9月9日までの間、特別PRラッピングを施しました。PRラッピングが施されたの

は本牧営業所の「9−2611」と「9−1617」。浅間町営業所の「9−3656」と「9−

3658」。港北営業所の「7−1470」の5台です。

 

しかし、ここで若干の疑問が持ち上がります。都営バスや東急バスが全面車体広告バスを走らせたのに、何

故、横浜市営バスをはじめとする、横浜市内のバスに、今まで全面車体広告車が走らなかったのか?特に、広

告バスを走らせている会社の1つであり、東京都内と横浜市内の両方に営業所をもつ東急バスが、何故、東京

都内だけ走らせて、横浜市内には走らせなかったのか?といったような疑問です。これには、横浜市の条例が

関係しています。横浜市の屋外広告物条例で、「屋外の広告物は面積5平方メートル以下でなければならな

い。」という条例があります。もちろん、バスの車体広告も例外ではありません。このため、横浜市内で全面

車体広告車を走らせることはできません。では、「今回のラッピングバスは、条例違反ではないか?」と思わ

れる方もいらっしゃるでしょう。しかし、今回のラッピングバスは、条例にあるような「商業目的広告」、い

わゆる、依頼された会社からお金を取って宣伝する広告ではなく、「公式の大会があることを市民へ周知」と

いう、お金を取るのが目的の広告ではない、大会宣伝のための広告なので、条例対象外なのです。よって、条

例違反というわけではありません。

 

しかし、最近になって、横浜市でも全面車体広告バスを認めたらどうか。と、いう意見も出ており、横浜市で

も、「関係各所と調整しながら条例の改正も含めて検討したい。」としており、もし、条例の改正が認められ

れば、将来的には横浜市内でも、全面車体広告車が走ることになります。

 

●2000年12月24日追加

横浜市営バスにも、(商業広告の)ラッピングバスが登場しました。

2000年12月23日より、全面車体広告車が営業運転を開始しました。

 

●2001年9月28日追加

2001年も、横浜でスーパー陸上競技大会が催されました。

その広告車の写真を追加しました。

その2へ

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